オバマ大統領の広島訪問

新緑の5月も終わり、いよいよ梅雨の6月がやってきました。

5月の大きな出来事といえば、オバマ大統領が広島を訪問されたことでしょうか。就任早々から核兵器のない世界を目指して尽力されていましたが、平和主義の政策が弱気外交と受け止められ、ロシア・中国の台頭を許してしまったオバマ大統領。ウクライナ問題、南シナ海においてはもっと早くから行動すべきだったという意見があります。

一方でイラン、キューバとの和解は平和への第一歩と高く評価されています。8年間の任期の間、オバマ大統領自身が理想とする世界をつくろうと真摯に努力してきたのは明らかです。それなのに結果だけで判断されてしまうのはいくら大統領といえども、酷な気がします。しかし、世界一の権力と責任を持つ立場である以上は仕方のないことなのでしょうか。

それでも広島での17分間のスピーチは、本当に心が打たれました。日米双方の心情に配慮し考えに考え抜いた文章だったかと思いますが、オバマ大統領の本心を反映した文章であることはテレビの映像を通しても伝わってきました。「核兵器の廃絶は自分が生きている間には実現できないかもしれない」という弱気な発言は、アメリカが核を減らそうとすれば他の国が同調するどころか、アメリカに追いつく機会ととらえて逆に核を増やそうとする動きをする恐れがあることを実感した現職大統領の本音なのでしょう。

次の大統領はヒラリーさんになるのか、トランプさんになるのかわかりませんが、オバマ大統領の目指した道を受け継ぎ、少しでも世界を良い方向に導いて欲しいと思います。

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