安保法案1

安保法案が可決されました。色んな意見があるかと思いますが、私個人としては集団的自衛権は必要と思っています。そのためには、憲法を改定しなければいけませんが、改定せずに違憲すれすれの法案を通したのはやり方としては良くなかったかなと感じています。

一方で過程はどうあれ、集団的自衛権を通せたこと自体は良かったとも感じており、複雑な心境です。国会議事堂前のデモ、芸能人の発言、野党の妨害時間稼ぎと何かと話題が多かった安保法案ですが、マスコミ側には反対側の意見ばかり取り上げ、賛成側を殆ど取り上げないという偏向ぶりが見られました。

国会審議中に新宿では20代の女性が街宣車の上から賛成のスピーチをされていたそうです。要約しますが
「反対の人は、日本は平和だから、この先もずっと平和であるために安保法案反対と言ってる方がいらっしゃると思います。それは本当の平和ですか? 自分だけが良ければいいと思ってる平和ではないですか? 13歳の女の子が拉致されてまだ戻ってきません。拉致問題とか領土問題、これって目に見えない戦争が起こってるって思いませんか?そういうものから、これ以上酷いことにならないように守ろうと安保法案を成立させて網戸じゃなくて、もう鍵をかけて侵される前に守ろうと安部総理は安保法案を通そうとしてくれてるんじゃないでしょうか。安部さんが独裁なら中国はどうなりますか? 日本は民主主義なので嫌なら選挙で示せばいいじゃないですか……」
非常に筋の通った正論だと思いますし、ニュースでもとり上げるべきと思いました。

しかし、このスピーチは殆ど報道されてないようで私もネット上で初めて知りましたし、それ以後もテレビ新聞で取り上げられているのを見つけることはできませんでした。国会では与党が多数決で決定することに対して野党が反発していましたが、報道でも少数の賛成派デモについては殆ど取り上げていませんでした。

今回の安保法案を巡っては、マスコミは中立ではないということが実感できたことが一番大きな教訓だと思います。テレビ朝日の報道ステーションではスポンサーの高須クリニック院長が、偏った報道番組のスポンサーはできないと宣言。その直後の放送では急に賛成派のインタビューを流し始めるという始末でした。

反対意見の人の気持ちもわかりますし、互いに議論して理解を深める必要がある安保法案ですが、政府に対しては憲法改正して正しい手順で進めてほしいと思うと同時に、マスコミについては情報操作をせずに反対派、賛成派双方の意見を公平に取り扱ってほしいと思いました。

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