震災の日

今日は1月17日、20年前に阪神淡路大震災があった日です。震災で亡くなられた方、被害を被られた方に改めてお悔やみ申し上げます。

当時、私はちょうど社会人1年目でしたが、家が南大阪、職場が東大阪だったということもあって震度4程度で家も職場もほとんど影響はありませんでした。そのあと、テレビで神戸方面の火事、高速道路の倒壊をみて事の深刻さを実感したのを覚えています。当時は別の会社で働いていましたが、その時の記憶でボランティアで会社を休んだ社員に対し、管理職の人が家族、友人以外の人を助ける理由で会社を休む事は認められないと注意していて、休んだ社員が納得せず口論していたのを覚えています。

当時は会社って冷たいなと思いましたが、今ではその管理職の方の言葉は間違ってはいなかったと感じています。

2011年の東日本大震災の時に4月の花見や宴会などが自粛モードで中止になりました。しかし、そこで復興のためには経済を活性化させなくてはいけないのに自粛をするのは間違っているという声があがりました。私は丁度父が亡くなってまだ2週間も経っていない時期でしたので心情的には被災して家族が亡くなられた方に近い状況でしたが、この意見にはすぐに納得しました。遺族としては肉親を失った悲しみの中で自分自身は騒ぎたくないという気持ちはありますが、周囲の方々には普段通りの生活をしていてもらいたいなと思いました。自粛などされたらむしろ、気を遣わせていることを申し訳ないとも感じました。震災当初は当然物資および労働力の援助が必要ですが、時間的にも経済的にも許される範囲の立場の人以外が参加して、日本全体の経済活動が停滞すれば、結果的に復興は遅れます。会社に例えると、工場で火事が発生すると安全のためには全員逃げなければいけませんが、消火した後は被害をうけたところの復旧作業に取組む人が必要であると同時にその損失をカバーするために利益を上げる別の方法を考えて行動する人も必要です。直接支える役割と間接的に支える役割の両方が必要だということだと思います。当時の会社の管理職の方は、直接被災地を助けることも大事だが今の職場を守ることで被害を受けていないエリアの通常の生活および経済活動を支えることも大事な支援だと言いたかったのだと思います。

地震大国である日本にいる以上、またいつどこで震災にあうかわかりません。人間として自分と家族の生命を守る事は当然ですが、経営者としては震災後も会社を存続させて社員の生活を経済面から支える事、小企業ですので微力ではありますが正常な経済活動を維持して日本経済を支え復興資金が捻出できるようがんばらないといけないなと改めて思いました。

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