都議会でのヤジ

18日の都議会で、塩村議員に対するヤジが波紋をよんでいます。

「自分が早く結婚すればいい」「産めないのか」とまでいった発言は差別であるというより侮辱罪が適用されないのかと思うほど非道いことと感じました。子供の頃に相手が傷つくことに気がつかずに未熟さゆえに差別や苛めといった過ちをおかすことはよくあることだと思います。しかし、分別のある大人であり、首都東京の政治を司る都議であれば言われた相手の心にどれだけのダメージを与えるかは十分に想像はつくはずです。もちろん政治の世界も立場が違えば敵同士になるので議論の場で優位に立つために相手が動揺するようなことを言うのも、駆け引きとしてはありかもしれません。しかし、女性蔑視といえる今回のような発言は許されるべきではないと思います。

発言者が特定できないので処罰与えることは難しそうですが、今後はこのような発言をすれば社会的制裁を受けるということを皆が理解したと思うので、これからはまた女性の人権への理解が進む契機になればいいなと思います。

差別的発言を受けた塩村議員には大変お気の毒でしたが、パキスタンで銃撃を受けても全く恐れずに女性の権利を訴え続けるマララさんのように強い気持ちを持って今後も議会で活躍してもらいたいと思います。

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