アジア視察3 ベトナム

アジア訪問最後は本命ベトナムのホーチミンでした。

マレーシア、インドネシアとイスラム圏から仏教国家に戻ってきたことで親近感から正直ホッとしました。また既にハノイ、ホーチミンを1回ずつ訪問していたので見慣れた光景というのもかなりあったかとは思いますが…

中国リスクが高まる中、チャイナプラスワンの筆頭に挙げられるベトナムは当社のような中小企業でも進出しやすいようにレンタル工場が先の2カ国に比べてかなり安い価格設定になっていました。自動車がまだまだ普及してないバイク社会なので自動車部品メーカーの進出がまだまだなのが需要が加熱していない要因かもしれません。

駐在員の住居もホーチミン市内で高望みしなければ月10万程度、市内のレストランも美味しいですし、人柄も穏やかで日本人にとっても落ち着いて生活できる環境です。正直、もし海外で自社工場をということならこの国がベストかとこの時は思いました。

しかしながら訪問してから2ヶ月が経過してご承知の通り為替レートも10円上がってしまった今となっては海外生産して日本へ輸入すること自体が大きなリスクになりつつあります。1ドル100円を超す円安の中で生産の主役は海外から国内に戻さざるを得ない流れの中で中小企業の海外進出に一番マッチするベトナムであっても進出については慎重に考えなければと思う今日この頃です。

自分としては毎月1度のブログ更新を目指していましたが、5月は更新できず申し訳ありませんでした。激変する環境の中で自分の考えもぶれていたのでなかなか更新することができませんでした。

環境の変化はとても激しいですが、そんな中でも生き残れるように最も適応力のある企業を目指して6月からまた頑張りたいと思います。

今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。

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