１０月ももうすぐ終わりですっかり涼しくなってきましたね。街中では咳をする人もよく見かけるようになり風邪が流行っているようです。皆様も健康にはくれぐれもお気をつけください。
さて、私の方は９月からMBAプログラムに参加しています。上海にある中欧国際工商学院というビジネススクールでフルタイムMBAとパートタイムMBAの２種類から選べます。フルタイムは、２年間毎日授業で、まさに学生のように通学しないといけないので仕事のある社会人には不可能です。そういう人達に向けて用意されたのがパートタイムプログラムです。
フルタイムMBAが、現在の頭の良さ（テストの成績）重視で入学選考されるのに対して、パートタイムMBAは海外ではエグゼクティブMBAと言われ８年以上の実務経験が必要で、これまでのキャリアで培ったこととMBAで学んだことを次のステップにどう活かすかというビジョンを重視して入学選考されます。
日本にも優秀なビジネススクールはあるのですが、全て日本語での授業でクラスメートが全員日本人という状況になってしまいます。日本だけで事業を行うのならその選択肢もあったのですが、どうしても海外（特に中国）で日本製品を販売する事業をしたかったので英語で授業が行われるビジネススクールを選びました。英語の授業ということで最初はシンガポール、香港から探していたのですがシンガポールは毎月通うのは負担が大きすぎ、香港にしようと思っていましたが香港では東南アジアからの留学生が多く中国人の留学生は少ないことがわかりました。アジア全域にビジネス展開するなら香港でしたが、まず中国にフォーカスして展開しようと思っていたので最終的に上海を第一志望に選びました。
筆記テストの感触は五分五分、面接では思ったことは言えましたが、英語はもう少しレベルアップが必要と言われました。この瞬間、不合格かと思いましたが後日、合格通知が届きました。実は香港のビジネススクールも受験していたのですが英語の得点が足らず不合格でした。なので今年はまだ自分の英語力では無理かと思っており、実際に面接でもその点を指摘されたので、合格通知がきたときは信じられない気持ちでいっぱいでした。
そして初登校の日を迎え、CEIBSキャンパスを訪問して私を含め５６人のクラスメイトと初顔合わせをすると、驚いたことに日本人は私一人だけでした。