シンガポール留学3

前回2を書いてからすっかり間が空いてしまいました。気候はすっかり秋になって過ごしやすい毎日ですね。涼しくなったのは良いのですが、毎週のように台風が来るので工場が被害を受けないか心配な日々を送っています。

留学してから1月半以上経過し、少し遠い日の記憶になりかけてる部分もありますが授業以外で印象的な部分を書かせて頂きます。

授業が始まって最初の1週間が終わり、フランス人同級生が全員を飲み会に誘ってくれました。クラスメイトは57名でしたので、全員参加は難しくても30名くらいの参加かなと思ったのですが、実際に行ってみると10人くらいしか集まりませんでした。それも全て欧米人で一人だけフィリピン人が参加していました。まずシンガポール人は家族を大切にしてプライベートと仕事は分けて行動するので公式の交流会は参加しますが、オフの飲み会は全く参加しませんでした。インド人は酒を飲む習慣があまりないようで公式の交流会に参加はしますが、さわぐ感じではなく公式の場ですら1時間ほどであっさり切り上げる人が多かったです。この2国は英語で欧米人と対等にコミュニケーションを取れるので不参加は自身のポリシーによるところが大きかったと思います。それに対して私たちアジア人(日本人、韓国人、モンゴル人、タイ人、ベトナム人、インドネシア人)は授業の英語で必死なところへ休日前の夜までネイティブスピーカーと会話する元気はないというのが不参加理由だったように思います。それでも私は、せっかく英語漬けの環境に来たんだから、たとえ恥をかいても得られるものはあるだろうと思って参加しました。

予想通り、最初は会話を弾ませることはできませんでしたが、この場は授業ではなく飲み会です。中国の宴会で鍛えられた私は決して酒に強い訳ではありませんが、たとえ酔ってもその場を持ちこたえられる体力には自信がありました。ワインでのイッキ合戦で全員に飲み勝ってこいつは面白い奴だと認めてもらえました。欧米人はドライで仕事とプライベートは分けると聞いていましたが、やはり招待に応じてもらって嬉しくない人はいないですし、その場を一生懸命盛り上げた私は、たとえ英語が苦手でも頑張っているとは思ってもらえたようです。翌日からは、スピードについていけなくて黙っていると、「KAZU san(カズさん)今はこんな話をしているんだけど貴方の意見はどうかな?」と聞いてきてくれるようになりました。私の名前は和彦(カズヒコ)ですのでここではカズと呼ばれてました。「さん」は日本の文化と知ってこの日から丁寧に呼んでくれるようになりました。

今回の留学は語学力がまだ不十分の状態でしたので消化不良だったところは否定できませんが、20年ぶりに夜中まで勉強したり、日本語が使えない環境の異文化の中でもコミュニケーションをとってみれば習慣は異なっても、嬉しく感じたり、共感しあえる気持ちは世界共通だということを認識できたことが大きな財産になりました。留学についてのお話は今回で1度終わらせて頂きますが、また機会があれば書ききれなかったエピソードを書いてみたいと思います。

では朝夕冷えますので、皆様お身体には十分にお気をつけ下さい。

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