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2021年07月05日

10年⑦

 次々に出される退職届の前に、正社員の募集をかけても追いつきませんでした。
当時は正社員にこだわっていましたが、背に腹は変えられずパート社員の募集を開始しました。

 2018年当時、パート社員を募集していなかったのには理由がありました。10年ほど前はパート社員の方にも働いてもらっていたのですが、父が健在な頃は能力の高さのみ評価する傾向があり、熱心で優秀な正社員と家庭との両立を目指すパート社員との温度差が大きく、パートさんが辞めてしまうことが多かったのです。

 私が社長になったのは父が亡くなる7ヶ月前、2010年8月1日でした。就任当初から能力があっても、「協調性と周囲への思いやり」がなければ良い仕事はできないという考えを貫いてきました。ホワイト企業で有名な岐阜のM工業さんの真似をしたりもしてきましたが、優しくしすぎると順風の時は良いですが、逆境になって良い待遇ができなくなり、仕事が辛くなったら社員の皆さんは耐えれないのだと、2018年当時は思いかけていました。

 パート社員の募集をかけたところ、駅前の立地の良さもあって次々と応募がありました。10年前のように正社員がプレッシャーをかけて辞められては困ると思った私は、パート社員に正社員と同じ熱意を求めてはいけないことを周知徹底しました。またパート社員は小さなお子さんをお持ちの女性の方がほとんどでしたので3月4月の忙しい時期でも子供の行事優先で休んで良いこと、お子さんが体調を崩されたら気兼ねせずに休んでください。と伝えました。この条件は男性の正社員でも同じでしたが、私が社長になった頃には古参の社員はほとんど子育てが終わっていましたので該当するケースは少なかったのが実情でした。

 正社員の退職と入れ替わりで、新しいパート社員が次々と入社してきました。その結果は・・・
また次回とさせて頂きます。