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2020年04月05日

感染者急増

 連日のニュースで1日の新型コロナ感染者の記録更新という言葉を聞く日々が続いています。本来なら桜満開で心も晴れやかになる季節なのですが、天気は青空でも心は曇り空な毎日です。本当に緊急事態宣言が出そうな雰囲気となってきました。

 以前に飲食店の経済的なダメージを心配して、あまり自粛するのもどうかというコメントを書いてしまいましたが、今となっては軽率だったなと反省しております。
ただ、飲食店としては営業して売上を稼がないと金銭的に追い詰められてしまうので、自粛要請だけで店を閉めるのはやはり難しいと思います。
これまで収益を上げていて貯蓄が十分にあるお店は、臨時休業して売上が1ヶ月なくてもやっていけるかもしれませんが、借金抱えてオープンしたばかりのお店はそうはいかないでしょう。
そういう点では、欧米のように政府が援助するから一時休業するよう促すほうが、感染爆発を防ぐことになり結果的に政府の負担も軽くなるように思います。

 アメリカ、イタリア、スペインはとても悲惨な状況になっていて、日本でもこのまま感染者が増え続けたら同じようになってしまうのかと思うと本当に心配でなりません。ただ、中国の次に感染爆発が起きた国は韓国、イタリア、イランの3国でした。その後、韓国とイランは3月中旬をピークにして感染者が横ばいとなっています。イタリアは2カ国を大きく引き離して感染者が増え、その後は3月20日頃からアメリカとスペインがイタリアを追い越して行きました。

 以前に日本経済新聞社のHPで新型コロナウィルス感染世界マップを紹介したことがありましたが、マップからのリンクでチャートで見るというページがありますので今回はこちらを紹介させて頂きます。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-chart-list/ これを見ると最初は中国発のため感染者のほとんどがアジアだったのですが、3月13日頃からアジアでの新規感染者は横ばいでヨーロッパと北米で新規感染者が急増しているのがわかります。

 欧米のメディアから日本は検査を実施していないので実数はわからないとよく言われますが、死亡者数が少ないことから欧米ほど感染者は少ないと想定されます。また検査を徹底して医療崩壊を起こした韓国もその後の感染者は減少傾向です。人口を比較するとアジアは46億人、ヨーロッパ7億人、北米5億人ですので人口比から考えるとアジアでの感染率が極端に低いことがわかります。
世界2位の人口のインドで2301人、感染者が1万人を超えたのは中国以外では韓国だけという少なさです。正確な答えは研究が進まないとわかりませんが、ハグ、キスや握手といった習慣がなく、スキンシップに対して恥じらいのあるアジアの文化が感染防止に役立っているのか、(BCGの予防接種が効いているという説もあります)なんらかの理由があるのではないかと個人的には思っています。
 よく日本人は綺麗好きで衛生面が優れているからという意見がありますが、ヨーロッパの先進国と比較すると衛生面で優れているとまでは言えない東南アジアで感染爆発が起きていないところを見ると、それが理由ではないような気がしています。

 アジアは欧米より感染が少ないから大丈夫という甘い考えを持つつもりは全くありませんが、感染者が1万人を超えた韓国で新規の感染者が減りつつあることは、日本も国民の努力次第で感染を抑える方向に向かっていけるのではないかという希望は捨てないでおきたいと思います。

 飲食店経営者、宿泊、旅行関係などの皆さんのおかれている状況を考えると非常に辛いですが、できるだけ早く通常の生活に戻れるよう今は我慢の時かと思います。明日から月曜ですが、可能な限り3密を避けて感染防止に努めていきます。