皆様、こんにちは。
お盆休みはゆっくり過ごされましたでしょうか。弊社は11日から16日まで休みなのですが私の方は11日から13日の3連休で十分リフレッシュできましたので休み明けのスタートダッシュにそなえて14日から仕事を開始しました。
私は大阪市内のシェアオフィスで仕事しているのですが14日から通常営業の会社さんが、けっこういらっしゃいます。なので一人で黙々という孤独感もなく、いつもと変わらない平日の気分で仕事に取り組むことができました。
今回は弊社の代表的な商品である役員家具について書かせて頂きます。普段仕事をしている大阪市内のオフィスはシェアオフィスで机も椅子も据付のモノを使用しているので経営者も新入社員も全く同じ環境で仕事をしています。この環境によるメリットは親近感が増し、チームワークが良くなることだと思います。フラットな組織で全員が管理者のような意識で仕事をすることができれば本当に理想的だと思います。ただ、フラット=水平で対等な意識のチームには弱点もあります。全員が高い意識レベルでフラットだと良いのですが、低い(甘い)意識でフラットになると成果をあげることができなくなります。経験上、連帯責任は不正をおかさないよう監視するためには機能するのですが、高い目標を達成するときはなかなか機能しにくかったという現実があります。そういう意味で管理者を任命してその人に他の人より重い責任を課すことで、チームメンバーの雰囲気がゆるみそうな流れになったとしても一人だけ流されずにピリッとした発言をしてくれる方が全員の意識レベルを高い方向に導きやすいと思います。
そんなわけで弊社もフラットな共同組織の良い面を取り入れながらもリーダーが誰であるかは明確にする組織で運営しています。実力と人望を兼ね備えた理想のリーダーがいれば良いのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。実力はあるのですが、一人で仕事をしてしまいチームビルディングができないタイプ、あるいは人柄は良いのですが経験不足で遠慮してメンバーに注意できないタイプなど力量・性格・相性によりリーダーを決めても不安定なところが人間の集団というものです。こんな悩みを解決するのに一役買っているのが実は役員家具になります。
車を運転している時、自分より安い車だとなかなか前をゆずらないけれども高級車だとつい前をゆずってしまう心理が働いたことが皆さんにもあるのではないかと思います。この時、運転している人の顔や人格は一切関係なく乗っている車だけで上下関係を察知する心理が働いてしまったのだと思います。役員家具もこれと同じで使っている人物の能力や経験をリーダーとして認めていなくても、組織において今はこの人がリーダーなのでその指示に従わないといけないという心理が働きます。もちろん、いつまでも地位にふさわしい能力を身につけられない人をリーダーに配置しておくわけにはいきませんが、伸びしろのある若手を起用した時など、半年ほど経験を積めば能力を発揮してくれるのに周囲がリーダーと認めず、真価を発揮する前に周囲のプレッシャーで心が折れることは時々あります。役員家具はこのようなプレッシャーを防ぐ防波堤の役割をしてくれます。テレビで取材されるような優秀な経営者は社員と同じデスクに座り、服装もTシャツにジーンズで登場しますが役員家具や高級車などの権威に頼らなくても実力で周囲を圧倒しているからできることかと思います。
どんな道も形から入るのが近道と言われますが、優秀なリーダーへの道も最初は上役らしい服装・デスクという鎧で権威を表現し、それに見合った実力を身につけるよう成長してから鎧を脱ぎ捨てて裸の自分で勝負するのが成功しやすいのではないでしょうか。
長くなりましたが、単なる飾りではなく、これから真の実力を発揮してくれるリーダーの成長を見守ってくれる役員家具、時代が変わっても必要なオフィス家具ではないかと思います。
コマイではオフィスで快適に仕事に集中できる役員家具を製造販売しています。下記のリンクをぜひご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。