上海ロックダウン

 コロナ感染の拡大を封じ込めようと中国政府は上海市を武漢のように都市封鎖しています。
弊社の現地従業員も外出禁止で毎日午後3時のPCR検査、食料も買い出しは禁止で配給制となっているそうです。

 日本では2020年の3月に緊急事態宣言が出て、商業施設が軒並み自粛となってしまい人通りの少ない雰囲気を経験していますが、上海では完全な外出禁止でスーパーに食料を買いに行くことさえできない状態となっています。首都の北京もロックダウンこそないものの感染が拡大しているエリアではタクシー走行禁止、地下鉄、バスがストップして実質どこにもいけないように制限をかけています。

日本では裁判で飲食店が東京都の営業時間制限を訴えて勝訴しましたが、国によって人々の行動や暮らしは大きく異なってしまうものだなとつくづく思います。民主主義国家では、国民の不満が溜まらない程度のさじ加減が必要ですが、政府が強い国では強制的に物事を決められるので結果は早いですが、どうしても窮屈な暮らしを強いられる状況は避けられないのでしょう。

 さて、上海がロックダウンされている一方で弊社のフランス人社員は里帰りでパリに戻っています。1ヶ月の滞在でしたが平穏無事な毎日を送って間も無く帰国します。帰国前にPCR検査を受けて飛行機に乗る許可をとりフライト、日本に着いてからもPCR検査ですがワクチン3回接種していれば隔離は免除されます。どうか無事に戻ってきてほしいと思います。

 あと、以前に紹介させて頂いたネパール人社員も日本行きのビザを取得して来日の準備に入りました。日本に来る許可は取れているのですが、日本行きの飛行機がなかなかいっぱいのようです。初めてのケースですので仲介業者さんと相談しながら進めていますが、6月半ばくらいになりそうな話となっています。またベトナムからの研修生も7月の来日に向けて準備が進んでいるのでそろそろ日本で生活するための家具など用意していかないといけなくなってきました。どちらも初めてのケースですので失敗もあるかもしれませんが、日本に来て働けるようになって良かったと思ってもらえるようベストを尽くしたいと思います。

 

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