アメリカ大統領選挙

 今年は4年に1度のアメリカ大統領選挙イヤーです。
 色々と物議を醸し出しながらもこの3年間、経済を順調に回してきたトランプ大統領の圧勝と思われていましたが、新型コロナの感染が広まってから雲行きが怪しくなってきました。

 他の人が大統領なら上手くいっていたという問題ではないはずなのですが、人々の心理として失敗すればトップは責任をとって交代すべきという心理が働くのは仕方ないところだと思います。
 ただ、問題は交代した次のリーダーが本当に優秀かどうかということです。民主党の候補者はバイデン氏となりました。オバマ前大統領の任期厨に8年間副大統領を務めているのでキャリアは十分ですが、すでに77歳の高齢で認知症を患っているという噂も出ています。
 若ければ良いということでもないと思いますが、オバマ大統領は2009年1月に47歳で大統領に就任されました。あれから12年の歳月が経とうとしている中で70代同士の大統領候補が争う構図から、今のアメリカは若きリーダーによる変革ではなく、昔の強かったアメリカの栄光を取り戻したいという気持ちが強い状態になっているのではないでしょうか。

 共和党が勝てば、これまで通りの経済優先と米中貿易摩擦が続くことでしょう。一方の民主党が勝った場合、政府の財政健全かのために増税、金融緩和の減速が予想されます。対中国については共和党とは別の理由(ウイグルや香港など人権問題)で緊張が高まっていくことが予想されます。

 世界の未来を左右する超大国の4年に1度の大統領選挙、大いに関心を持って見守りたいと思います。

 

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