中国の武漢で見つかったコロナウィルスによる肺炎が猛威を振るっています。
もっと早く対策をしていればここまで広がらずに済んだのでしょうが、今の時代は中国人旅行客の経済効果への依存度が高くなっており、各国の政府も判断を迷っている内に被害が大きくなってしまいました。

中国政府もようやく重い腰を上げて武漢の交通網封鎖と中国からの団体旅行の中止を決めました。中国ではちょうど旧正月休みに入ったところで弊社中国法人の社員も家族旅行を計画していたようですが、今回の騒ぎでキャンセルとなりました。
とは言え１３億人なので患者が2000人になっても６５万人に1人の0.00015%なので武漢以外ではまだ大きな騒ぎにはなっていないようです。

しかし、発祥地の武漢では中国政府による隔離政策が発動されてしまいフライトの運行禁止、鉄道ストップ、道路封鎖により帰国することもできずに閉じ込められている状態のようです。

今日、日本政府がチャーター便で邦人全員の帰国を実現すると発表しました。日本で待っている家族の皆さんは帰国するまでまだまだ心配でしょうが、日本政府としては迅速かつ懸命な判断をしてくれたなと思います。
あとは全員健康な状態で帰国されることを願うばかりです。