ノーサイドゲーム

 8月後半は台風でもないのに大雨続きの1週間でした。
被害に遭われた北九州の皆様の1日も早い復興を心よりお祈りいたします。

 最近、毎週日曜のドラマを楽しみにしております。9時からTBS系列で放送されている「ノーサイドゲーム」にはまっています。
私は大学、社会人とアメリカンフットボールをしていましたが、高校の時はラグビー部に所属していました。

 決して強いチームではありませんでしたが、毎日体をぶつけ合いながら練習した仲間と勝利を目指して真剣に取り組んだ日々は、私の人生の宝物の一つです。

 このドラマの原作はベストセラー作家の池井戸潤さんが書かれた小説です。池井戸潤さんの小説は銀行や企業の裏の部分に鋭く切り込んだ話が主流ですが、時々書く野球やマラソンなどスポーツドラマも秀逸で、既にドラマ化された野球の「ルーズベルトゲーム」マラソンの「陸王」本当に心踊らされました。

 華やかなスポーツの試合の舞台裏でチーム存続の危機に直面するラグビー部で奮闘するGMを、大泉洋さんが熱演してくれています。最初は本当に上手く行かないことばかりですが、泥まみれになりながら一歩ずつ前に進んでいく姿は本当に心打たれます。

 日曜夜にこの番組を見て、「明日からまた仕事がんばろう!」とスイッチを入れている人も多いのではないでしょうか。

 私はラグビーとアメフトの両方を経験しましたが、役割が完全に明確化してボールに触れないポジションもあるアメフトは分業が完全にシステム化された大企業のイメージです。

 一方のラグビーは目まぐるしく変化する局面の中で前でスクラムを組むフォワードがバックスのように走ったり、華麗なパス回しが得意なバックスが密集で押し込む役を担ったりと一人二役以上をオールラウンドにこなすことが求められます。

 どちらかというとラグビーの方が中小企業経営に似ている気がします。私はどちらも好きですが、中小企業経営者としては今はラグビーから学ぶことの方が多いなと感じています。役割分担にこだわらず、全ての仕事に共有感を持てる会社を目指して行きたいと思います。
(早くアメフトの前パスのような飛び道具(良く売れる商品)を開発したいという本音もなくはないですが)

 ドラマの方はあと2回で終了なのでクライマックスに向けて盛り上がってきました。来週の日曜が楽しみです。

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