2011年12月

香港と広州

今年最後の出張で当社の貿易窓口の子会社がある香港を訪問してきました。

旧イギリス領ということで中国本土とは異なる発展を遂げており、洗練された

サービスはまさに最先端都市というにふさわしいと思います。

一方で今回は、内地の広州も訪問しました。

電車で2時間の距離にあるこの両都市には当然大きなギャップが存在しました。

3日間の出張でしたので1日目は広州、2日目は香港のホテル滞在でした。

思い描くイメージとしては香港のホテルの方が高いかわりに当然、サービスも

良くて快適な環境であるはずかと思います。

しかし、実際の宿泊では全く逆でした。

広州のホテルはこれから発展する中国本土で全国展開を進めようとする意気込みに

あふれており、やや洗練されてない面はあるものの熱意のあるサービスが徹底され

ていました。

香港のホテルは当然先進国ですので基本的なマナー、応対はそつなくこなしてくれ

ましたが悪く言えばマンネリ化した雰囲気があり少し物足りなさを感じました。

世界経済全体で新興国市場の影響力が注目を浴びていますが、伸びしろの期待値が

桁外れなだけにそこで働く人々のやる気も意欲が高いのも当然です。

ただ、そうはいっても追い上げられる立場の香港もただ黙って見ている訳にはいか

ないはずです。

まだまだ中国本土では体験できない付加価値を創出して前を走り続けなければなら

ない状況で、今回は航空会社もキャセイパシフィックだったのですが以前と比較し

て日本人乗務員が増えていました。

これからは日本ー香港線は日本ー広州線との競争が激しくなっていくでしょう。

アジアの中で韓国、台湾、中国に追いかけられている日本も既に同じ立場ですが、

今回の出張では追う者と追われる者の縮図を目の当たりにした気がしました。

 

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