2011年11月

懇親会

今月の初めに、工場で懇親会を行いました。

営業メンバーとは少数なので事務所の近くのレストランで簡単に行うことができるのですが、工場メンバ

ーは人数も多くて大半が車通勤ですので社内の食堂にて自前の準備で行いました。

先日、人事考課の面談をしたばかりで厳しい話をした顔ぶれもいましたが、仕事抜きで飲食するいい機会

なので自分の思いを伝える絶好の機会として開催しました。

全てを話す時間はありませんでしたが、以下が伝えたかった内容です。

 

「会社で一番大事なのはやはりお客様ですが、次に大事なのは間違いなく一生懸命に働いてくれる社員

です。

これはスポーツで選手がいなければ試合できないのと同じです。

ただし、プロである以上はお客様のいない試合ではお金が入ってきませんので、お客様の求める試合がで

きる選手が必要になります。中日の落合監督はワールドカップやオリンピックのように結果だけが求めら

れる場では最も優れた監督の一人だと思いますが、プロとしてお客様を呼べなかったので今年で辞めるこ

とになってしまいました。

私は仕事はお客様のため、会社は従業員のためにあると思っています。

仕事は「事に仕える」と書きますので良い事も悪い事に対しても等しく会社は仕えなければなりません。

会社は仕事によって社会に貢献しその貢献を必要としてくれるお客様に支えられて存在を許される

「社会の公器」だと思います。

プロ野球の場合はまず、人々を感動させる事によって社会貢献をしていると思いますので勝てばいいと

いうのでは公器とは言えないのではないかと私は思います。

そしてこの公器が存在しなければならない理由はそこで働く従業員の生活を支えることだと思います。

少し複雑な言い回しですが、「会社は社会に貢献しなければ存在できないが、なぜ存在しなければならな

いかと言えば、それは雇用を生み出してそこで働く人々の生活を支えなければならないから」

というのが私の信条です。私は中小企業の経営者ですので会社が倒産すれば全ての負債を抱えて生活に大

きな支障がおこりますが、従業員も突然、職を失う訳ですからやはり同じく生活の拠り所としている点で

程度の差こそあれ同じ条件ではないかと思います。

やはり従業員が一番求めているのは「安心して働ける職場」ではないかと思います。

そのためにはまずは絶対に倒産してはならないことから始まります。

企業にとって倒産とは大災害の中での自分の命と同じで何としても守り切らなければならないのです。

平時には時間をかけて話し合って決める方がいい場合もありますが非常時では救助隊の指示に従うのと

同様に社長の指示に無条件に従ってもらわなければならないし、私語や冗談を慎んで必死な態度で望ま

なければなりません。

一方で倒産という大災害の危機を回避できたなら、人生の大部分を費やす仕事場が苦痛の場であっては

ならないとも思っています。それぞれが生き甲斐を持って日々自身の成長に喜びを感じられる場であれ

ば、今日仕事が終っても明日また働きに来たいと思える。そんな会社にしたいと思っています。」

 

乾杯の前でしたので上の文章ほど長くは話せませんでしたが、少しづつでも伝われば、社会に貢献して

お客様に認めてもらえる良い会社に近づけるということは解ってもらえたのではないかと思います。

私自身も含めまだまだ未熟ではありますが希望を持って成長して行きたいと思っています。

今後とも株式会社コマイをよろしくお願いいたします。

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