台湾
先日、台湾に出張してきました。
中国本土は2005年からもう6年間で何度も訪問していますが、台湾は今回が初めてでした。
理由としてはやはり、中国の方が人件費が安くて台湾では競争力が弱いという先入観からです。
しかし、今回の訪問を決意したのは展示会でお会いした台湾人社長が、今までは勝てなかった
がこれからは違うと、自信を持って発言されたことでした。
事前の情報で台湾では中国の製品を検品して15%程高い値段で輸出するサービスもやっている
と聞いていたのですが、その工場も検品活動を行っていました。言語は本土と同じ北京語でし
たが、人々の行動やマナーは殆ど日本と遜色なく(電車に乗る時に整列して待つ所や、レスト
ランで笑顔の挨拶がきちんとできる等々)日本の顧客要求事項も自然に理解できる素養がある
のでしょう。この安心感の付加価値が15%の値段差で取引を可能にしてると感じました。
実際、中国はこれまで人件費の安さであまり、生産改善をせずとも発展できた工場が多かった
のですが、急な人件費上昇と通貨上昇に対応できずに手っ取り早く値上げ要求をしてくること
が多くなってきました。それに対して台湾側は中国本土にどんどん仕事を奪われる中で効率化
を進めてきていると感じました。台湾での人件費は安定していて、通貨もやや安い方向に向か
っているのでお会いした台湾人社長も近い将来、台湾工場で競争できるという勝算を持ってい
るのでしょう。日本も今は円高で大変ですが、それでもギリギリ戦えるよう自分を磨けばいず
れ後進国の物価も通貨も上がっていくのでその時が本当の技術力の差で競い合う時が来るので
はないでしょうか。当社も中国製品の輸入が増えてきましたが、産業空洞化にならないように
国内工場を継続して捲土重来の日が来るのを待ちたいと思っています。























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